あれから20年。色々変わりましたね。

911の同時テロ。あれから20年もたってしまいました。

 

テロが起きた時に、私は海外出張中だったのです。

 

上司とともに、ホテルで食事をしているとTVにAMERICA ON ATTACK という文字とともにビルが崩れる映像が流れてきました。

 

ニュースの内容は理解できていなかったのですが、これから世界戦争でもはじまるのかなという雰囲気に恐怖を感じました。

 

無事に日本に戻れるのだろうか?

 

翌日、新聞をみてみるとアルカイダビンラディンという人物がテロを仕掛けたということが分かりました。

 

初めてアルカイダという組織の名前を聞きましたが、これほどのテロをアメリカに仕掛けるのは大掛かりな組織なのだろうと思いました。

 

その頃、小泉政権ブッシュ政権を支持しテロ対策法を成立させてアメリカ軍後方支援に海上自衛隊を派遣させることになります。

 

当時はITバブルが終わり日米とも経済が縮小していました。

日本は、不良債権処理などで2003年頃まで株価が下がり続けていきます。

 

デフレもかなり激しく、100ショップには今より多機能高品質なものが多かったように思います。ボールペンも10本入り、ノートも5冊、発電機能付きライトなど結構買いました。

ホンダのステップワゴンとかも安いモデルは180万円位だから、現在と100万円は違いますね。もちろん安全装備とか色々便利にはなっているけれど、でも高くなったよね。

 

今は、車とか食料品とか税金も一段と高くなったと思います。

それもアベノミクスの成果なんでしょう。

 

これから総裁選ですが、高市さんがなったらアベノミクス継承で消費税はもっと高くなると思いますよ。

 

この20年で、日本が失ったものは政治力、技術力、収入と国際地位だと思います。

 

20年前に海外に行くと日本人というだけで、良く思われたことが多かったですし円の価値もかなり高く、海外のショッピングが安く感じました。

 

でも、今はおそらく東南アジアと比較しても物価が安い国になったのではないかなと思います。

 

日本は輸入国なので、いずれ物価上昇の帳尻合わせが急激にくるのではないかと想像しています。

 

物価が2倍になったら、年金だけでは破綻するでしょうね。

 

コロナ後の今、その状態がもうすぐそこまで来ているように思えてなりません。