リタイヤして2年。
コロナ後の株価高騰もあり資産が減らずにすんでいます。
がっつり投資していれば、増えていたんですけれど無収入のためにリスクがとれませんでした。
この状態が続くならば、働かなくても問題なさそうです。
ですが、金融増税になったからかなりやばいです。
特に米国株が譲渡税25%、日本株が30%位になるとお手上げです。
今は、投資の半分は米国株高配当ETFで配当をもらって生活の足しにしています。
現在のところ、米国株の譲渡税0%+日本株20%なのでトータル20%(復興税があるので厳密にはもうちょっと高い)
それが、米国25%+日本30%になると合計52.5%も課税されてしまいます。
予測しているインデックスと高配当、株価高込みで税抜き年利は4%です。
つまり手取りは、
現在税引き後の年利は 年利4%の税金20%= 3.2%
増税後の年利は 年利4%の税金52.5%=1.9%
わずか1.9%まで下がってしまいます。
年間200万円とすると資産1億以上ないとまずいです。
リスクの高い株でこれしか収入が取れないとすると、リタイヤ破綻は間違いない。
しかも、高配当株の再投資する人ほど、破綻することになるでしょう。
コロナ以前に投資した人なら大丈夫かもしれませんが、これから株を積み上げる人は要注意。簡単にはリタイヤできない時代が待っています。
こうなると、高配当株より配当の出ないインデックスで課税繰り延べをしたほうが資産が大きくなる可能性が高くなりました。
これからは、高配当株よりインデックス株を主力としたほうがいいでしょう。配当がでるETFより手数料の安い投資信託が税効果が高いと思います。
とは言っても、売却する時には課税されてしまうので現在よりリターンが低下するのは間違いない。
私も金融課税強化されて抜け道がなくなったら働かないと破綻が見えてきます。
それも、老後破綻なんですね。
少しでも働けるうちに、稼いだほうがよさそうです。
60歳近くなると簡単なバイトも落ちてしまう可能性高いですよね。
本当、インデックス投資といえど、世界的な増税には対処できないです。
こういったリスクも若いうちなら何とかなるのでしょうけれど、年を取ったらね、
厳しいと思う。
ある投信顧問さんが、今はバブルだから株を買っちゃだめだなんて言っています。
でも、上下しながら最終的には上がって、老後には予定通り上昇していればいいのですけど未来は予測できないですよね。
まさか、今でも日経平均が30年前の数値を超えられないなんて予想していなかったですし。
ひたすら積み上げるという選択をしたのだから考えないようにしています。
投資に仕事。今、できることをやるしかないんでしょうね。