日本人は滅びる。

ユニクロの柳井さんの記事が話題になっています。

給与が上がらず円安のおかげで、中流階級の国からさらに下流の国に転落しているとおっしゃっています。

日本人の平均給与が400万円。税率は50%弱。さらに円安で購買力が低下して、子供を育てられるどころか自分ひとりが生きていくのがやっとです。

このまま下がり続ければ昔先進国だったアルゼンチンのようになってしまいます。

それが嫌なら外国人に入ってもらって、一緒に日本を支えてもらおうなんておっしゃっています。

 

確かに海外からの観光客が増えています。

でも、単純に物価が安いから観光客が増えているだけしょう。

本当に日本に魅力があるなら日本で生活したくなるはずです。でも増えている移民は低収入労働者ばかりで、高スキルを持っている方は日本ではなく先進国で働きます。

日本は給与も安いですからね。

なので、現状無理でしょう。

 

そこで給与を増やすことが難しいなら、いっそのことドル円を80円くらいになるまで利上げしてみるのも良いかも知れません。

実質的な購買力が上がりますし、輸出は減るかもしれないけれど輸入も減るのでそれほど影響はないと思う。

自動車メーカーの決算上は減益ですが、ドルから円に換えなければ実質的には損失はないはずです。ドル80円に耐えられるように世界に工場を建てまくっていましたので。

 

そうすれば、実質ドル換算の給与も2倍になりますし、ドル換算のGDPも2倍です。

 

円でドル資産をたっぷり買えていいですしね。

 (利上げで日本企業はつぶれるかも?)