このままアベノミクスを続けていくと、円安インフレで年収1000万円もらっていても貧困層に落ちてしまう可能性が高いと思います。
1000万円ってすごい高給じゃないですか
でも、アメリカで1000万円ってそれほど高くないみたいです。
カリフォルニアでは1000万円もらってもホームレスだったりとか。
リーマンショック以降、物価上昇していて1000万円では暮らしていけないらしい。
最低時給が1800円位。まぁ、単純に日本の2倍だと思います。
感覚的には、日本の1000万円は、アメリカでは500万位。
日本なら平均的な年収ですけれど、為替レートで計算すると今の日本は貧困層が多いです。
お金持ちも一部いますが、ざっと1億人は貧困ですね。
年金もらったとしても、年収1000万クラスで年金300万円なので、老後はほぼほぼ貧困です。
貯蓄が2000万円あっても裕福には暮らせません。
リーマンショック以前は、日米の物価の差はあまりなかったと思います。
差が出たのは、震災そしてアベノミクスで間違いありません。
ドル円75円台から120円まで上昇。日本売りとなりました。
アベノミクス以降は、海外から日本に来る旅行客がかなり増えたのは単に物価が安いから。
日本に魅力があるからではありません。
一時期、日本から東南アジアに旅行客が殺到していたように食、住、女が安い国になりました。そう、日本の東南アジア化です。
問題は、為替レートとインフレにあります。
アベノミクスがなければ、ドル円レートは80円以下。この位でないと物価のつり合いがとれません。
今、ドル円は上昇していて114円近く。
このままだと、またガソリン、輸入物価が高騰し日本全体が貧困化してしまいます。
日本は、輸入国家です。貿易赤字国家でもあります。かろうじて経常収支はトントンですが円レートが下落していくことにより赤字が拡大していくことでしょう。
アベノミクスも本来は、円安により産業が復活することを見込んでいましたが残念ながら衰退が加速して賃金が低下し続けています。
新しい首相がアベノミクスを終焉させるなら日銀総裁を交代させなければなりません。
来たれ円高。残されたわずかな資金を延命させるために。これからは円高が必要なのです。