退職を考えるきっかけ

入社して20年経っていますが、同年代で無くなっていく方が多くなってきました。まだ40代なのですが、すこし多いような気がしています。

とくに、衝撃的だったのが管理職に上がった方が自殺したことです。

直接仲が良かったわけではありませんでしたが、そのお兄さんは同じ職場で色々教えていただいていたので、残念な気持ちで一杯でした。なにがあったのか分りませんのが、心身ともに疲れてしまったように思われます。

他にも、1つ上でお世話になった先輩も今年無くなりました。同い年の方も先々月に・・・。職場で無くなったわけではありませんが、心筋梗塞が多いようです。

ここで、思うことは、人間いつ死ぬかわからないということです。

会社のために、頑張っていた人も。家族のために稼いでいた方もいつまでも元気でいられる保証はありません。

20代で結婚して、30代で家を建てて、40代で子供を教育して、50代で老後資金を貯めて、60代で定年。 こうやって逆算して人生を設計される方は多いと思います。

しかし、不都合な出来事が起きたら、そんな計画は、簡単に崩れてしまうのです。最近は、好業績な企業での中高年のリストラも増えていますし病気や事故でも一瞬で転落してしまいます。

我慢して、耐え抜いても定年まで持たないなら、心身が保っている内に自分から辞めてしまうのも有りだと思うようになりました。

特に、やりたいことが無くても、心を壊してしまったら最悪の事態になるかもしれません。

細々と生きていくのも良いじゃないか。残り半分の人生です。

ギアを落として、のんびり生きていく。入社した時は考えもしなかった選択をしようとしている自分。これからは、仕事ではなく自分と向き合って生きていかなくてはなりません。

いままで、逃げていた事だけに案外、大変な生活になるかもと思います。