先日、年収500万円で生涯手取り賃金が1億5千万円になるというお話をしました。
20歳から80歳まで60年間生きたとして、1億5千万円を60年で割ると年間250万円になります。*年金やインフレは考慮していません。
エクセルを使って、年間生活費250万円とした場合の必要なセミリタイヤ資金と投資利率について表にしてみました。
◇結果
40歳で投資利率0%(投資しない)とすると1億円
40歳で投資利率4%とすると4948万円と半分になります。
投資をすれば、セミリタイヤ資金が少なく済むのがわかります。
40歳で5000万円。米国株と債券運用し4%ずつ取り崩す。いわゆる4%ルールです。資産の4%ずつなので200万生活だと高確率で破綻しないと言われています。
40歳で5000万円が一応の目安といえると思いますね。
セミリタイヤされている方のブログを見ていると丁度当てはまっているような。
20歳から40歳まで20年間で5千万円をためらえる方は、よほどの高収入&豪華な生活をする方でない限り恐らく生活が破綻しないだろうなと思います。
税率25%とすると年収500万で手取り400万円。うち年間150万円で生活して残り250万円を貯蓄すれば20年で5000万円になりますね。
でも新入社員から500万円も貰える会社はすごく少ないと思いますよ。
20年で5000万円貯められた人は並大抵の節約ではないはず。
なので、インフレに負けないよう投資をしていけば余裕だと思います。
表上4%を達成するには、高配当でもいいですしインデックスでも実現可能ですよね。
ただ今は株価が高くなっているので、高配当株の一括投資だと4%は難しくリスクが高いかもしれません。
適度に、資産を分散しながら長期投資ができることが条件になりますね。
コロナショックで資産を投げうった方もいたらしいので、リスクは取りすぎない方がいいかと思います。
資産5千万もあると半分株と半分債券が一番無難なのでしょうね。
50%の暴落に耐えれるなら、株の比率を高くした方がリターンは大きくなります。
しかし50%下げたところで株資産を取り崩すと、総資産の減少が著しく、その後の株価上昇でもリターンが低くなります。
最低でも生活費の数年分は現金などで保有して、暴落時には株を取り崩さないようにするのが肝心ではないでしょうか?
私は、最終的には株に50%配分にしようと思っています。
まだ10%程度なのですが、コロナショックのチャンスをいかせませんでした。
急落が来ない限り、積立投資で、50%を目指すつもりです。
構築にはまだ時間がかかりそうですね。