大蔵省CM 消費税は、お年寄りのために導入したの?

80年代に消費税を導入するために、大蔵省がCMを流していました。 興味のある方は、ちょっと見てみてください。     ↓   大蔵省 80年代の消費税CM 2020年高齢化予測

大蔵省のCMによると、高齢化のピークは、2020年 2.3人とあります。

2019年10月現在   65歳以上  3588万人   20歳~65歳  6920万人

  1.92人 80年代に想定していたより早く少子化が進んでいますね。

バブル崩壊就職氷河期があって、少子化が加速してしまったのだと思います。

比較的人口の多い40代が、就職できずに非正規雇用化してしまったため、子供を育てる環境が整わなかったのが大きいです。

政府は、今頃になって教育の無償化を進めていますが、すでに20年以上も遅かった。

雇用対策と教育の無償化は、もっと早くやれば高齢化を緩やかにできたかもしれない。 子供を産みやすい環境が出来たかもしれない。

大蔵省CMでは2020年がピークと言われていますが、高齢化は少子化とともにまだまだ進みそうな勢いです。

消費税導入で、高齢者も平等に税金を負担しなければならないのは分かります。しかし細る年金と増える消費税に苦しめられる高齢者。

かたや、増え続ける政府予算。 

私が生きている内に、その終着点を見る事はできるのだろうかと疑問に思います。