建築基準法違反で業績が悪化していたレオパレスが希望退職者を募ったところ1067人の応募がありました。
全従業員が6000人ですので約2割近い社員が希望退職することになりました。
レオパレスの21年第一四半期の決算発表が8月7日予定されていましたが、急遽9月11日まで延期されることになりました。
コロナの影響で延期とありますが、コロナ以前より経営が悪化していたため追い打ちをかけられたのかもしれません。
サブリース中のアパート住民を一旦引っ越しさせて、建築法違反部分を工事している最中にコロナが発生していたのでどの程度の収入減少があるのか気になっていました。
家賃保証のサブリース契約を強制的に解除させられてコスト削減のようなことをするのではないか?
そう危惧しています。
コロナで職を失った人がアパートを出て、空室が増えて・・・簡単に想像できますね。
好条件のサブリースは一旦解除されれば、他社の管理会社に移っても条件は悪くなるばかりです。
レオパレスのオーナーさんは、気が気でないと思います。
これは、レオパレスだけに限った事ではないはずです。
景気が回復するまで、よほどの一等地で無い限り、空室で収入の大幅減少の不安から逃れられないと思います。
資本の少ない人は借入などせずに、少額でリートなどを購入するほうがリスクが少ないのではないでしょうか。