コンビニエンスストア「ファミリーマート」は、2020年2月までに希望退職者の募集で800名の人員削減を行うと発表しました。
対象は、40歳以上で全社員の1割だそうです。
今年に入ってから、企業のリストラが進んでいるように思います。
富士通、ルネサステクノロジー、コカ・コーラ、日産自動車、カシオ計算機、キリン・・・etc
業績が悪いからリストラの企業もあれば、業績が好調なのにリストラを実施している、企業もあります。
業績が好調なうちに、リストラを行い、人件費を削減しておこうという戦略なのでしょう。オリンピック後の不景気に備えている企業もあるかもしれません。
恐らく、景気が悪くなってきて業績が落ちてきたら、ますます増えると思います。
希望退職のターゲットは、45歳以上
特に45歳以上のリストラが多いように感じます。トヨタの社長さんが言っているように、終身雇用はすでに維持できていないように思います。
会社にしがみついていても、用済みになれば捨てられる時代です。
私が入社した20年ほど前は、会社のためにサービスもあり得ました。
実際に赤字になっても、従業員を解雇しなかったからです。
しかし、現在は、会社のために、サービス残業をしたりする時代ではなくなってきています。
つまり、45歳までにセミリタイヤする資金をつくる
理想は、これです。
年功序列の賃金体制がほとんどではないかと思います。
20代の給与は多くないはずなので、貯金が少額になってしまいます。
ですが、少額の投資をはじめて、30代、40代でどこまで資産を積み上げられるかが勝負ではないでしょうか?
もし、私が20代に戻れるとしたら、このようなプランにします。
20代 給与の2割を米国株 S&P500に積立投資
30代 給与の2割を米国株 S&P500に積立投資 & 給与の1割 日経平均225
40代 給与の1割を米国株 S&P500に積立投資 & 給与の1割 日経平均225
&給与の2割 米国債権&日本債権
20代にS&P500を持ってきたのは、成長が高いけれどリスクも高い米国株です。
リスクが高い分、一時含み損が莫大になりますが、最終的には大きく膨れる可能性があるからです。30代から40代にかけて、日本への投資も増やします。
実際にお金が必要になった時に、ドルから円に買えなくてはならないので、ドル安リスクがあります。セミリタイヤ時にお金が必要になったら、まずは円資産の日経平均225と日本債権を売ることから始めます。
米国株は、成長性が高いので、最後の最後までもっていたいですね。
ちなみに、これを実施していたら、45歳までに約3,000万円位になります。
一般企業の正社員であれば、この位になるかなと思います。
3,000万円あれば、贅沢はできないけれど、軽い仕事をしつつセミリタイヤできるのはないでしょうか?
20年前に戻れれば、絶対に投資をしておきたかったなぁと思いました。