私は、20年前から、投資信託を始め、株式その後FXと先物まで手を伸ばしました。
つまり、投資信託で儲けることが出来ずに、個別株式。それでも稼げず、レバレッジを掛けたFX・先物に資金を移動させてしまいました。
株式で儲ける事ができないのに、レバレッジを掛けた投機は非常に危ないです。
(あとで、落ち着いたときに自分の過ちを書こうと思っているのですが、なかなか現実を振り返ることが難しいので。)
株式は、現物であれば倒産しない限り、資産がゼロにはなりません。リーマンショック時の含み損も黙ってもっていれば、今頃爆益になっていたかもしれません。
しかし、レバレッジを掛ける投機は、証拠金を元に何十倍もの金額を取引できます。よって勝てばすぐに倍になるし負ければ、半分。最悪は証拠金がゼロ。ゼロカットになります。
株の信用取引は、証拠金の3倍位まで売買できます。
先物・FX(外為証拠金取引)は、25倍。 (FXの10年以上前は、200倍もありました。)
つまり、含み損を黙ってもっていると、勝手に証拠金(資産)が0になってしまうのです。
ひょっとしたら、FXでレバレッジが高かった場合は、1年前のアップルショックで証拠金が0または、借金になった方もでたのではないかと思います。
例えば、アップルショック時は 豪ドル80円が70円まで下がりました。
■レバレッジ25倍 証拠金 80万円 豪ドル80円 25万ドル買い 証拠金 -170万円 豪ドル70円 (-250万円 差額-10円x25万ドル)
アップルショックの時は、レートが一瞬で落ちたので、170万円の借金を背負うことになります。
実際に、口座が無くなった借金になった方のYOUTUBE動画がたくさん見つかりました。
FX、先物は、損切ポイントを設定した上で、レバレッジ管理をすることが必要だと思います。
いくらまで、損しても許容できるのか?
投資家によって違うと思いますが、私は最大でも証拠金の10%にしています。
総資金の中の一部しか投機はしません。さらにレバレッジも低めなので大きく勝つことはできませんが、とにかく生き残って最終的に利益が得られればと思っています。
株価が上がり続けるインデックス投資と違って、投機はゼロサムゲームです。スクリーンの先の複数のスーパーコンピューターを相手にゲームをしている感覚です。
どのスーパーコンピューターが優れているのか?見極めて、買っている方についていかなければなりません。
買うか売るかの2択しかないのですが、すごく、難しい世界ですね。