社畜とか言って、会社員をバカにするのはやめましょう。
会社を辞めてしまって後悔はありませんが、セミリタイヤ万歳とかいうつもりはありません。
会社員で苦痛を感じずに生きて行けるならば、それはとても幸せな事だと思うのです。
実際の経験上ですが、入社してから最初の10年位はそれほど苦痛を感じが事はありませんでした。
それはそれで、幸せでしたよ。仕事もお金も何も心配がないというのはいいものです。
小さな会社でしたが、売り上げも上がっていって成長してましたから、多少の失敗は多めにみてもらえる時代でした。
でもいつからか、会社の成長が止まって売り上げが下がり出すと些細な事も大げさな対策が取られるようになりました。ルールも手続きも煩雑を極めます。
社内の雰囲気も良くなるわけもありません。無論賞与も残業カットもされます。
そして、従業員の退職が始まります。更に状況は悪化、人手不足によりサービス残業の増加やノルマが増えていきます。更に業績が低下し、ついに苛烈なリストラを実行。
といった流れの中で社畜という意識は芽生えてきました。
会社の業績が悪化しなかったらまだ会社にいたかもしれません。
その業績悪化による業務量キャパオーバーで社畜と思ったら、自然と退職することを考えだしていました。
自分の事を社畜と思わなければ、ずっと会社に残っていられたのかなとも思います。
気が付かなければ、そのまま過ごせていたのかも。
それが当たり前で、辛いと思わなければ退職しなかったのでは。
良い時代が確かにあったので、現状と比較して悲観的になってしまいました。
でもきっと、当たり前と受け止める事ができればたとえ実質的に社畜であったとしても幸せだったのかもと思います。気がつかなければね。
でも会社を退職して
セミリタイヤするとお金がやたら気になってきます。過度に節約しだそうとしたり、株の売買を頻繁に行って損失をだしたりして。
お金の心配がいらない社畜とお金の不安から離れなれないセミリタイヤ。
セミリタイヤした方がいいと勧める事は簡単にはできません。
自分が何を求めているのか?時間?お金?趣味?贅沢?
もう一度考えてみましょう。