ダイハツの不正にみる日本企業の体質

ダイハツの不正に関する調査結果が発表されました。

 

安全衝突認証試験の不正があったこと

 

一応、第三者委員会らしきものが管理職にヒヤリング調査しているとのことですが、現場の人間が勝手に不正をしていて、管理職は把握していなかったということらしいです。

 

何もわかっていない管理職なんて、なにも仕事をしていないことと同じです。

開発スケジュールに関わる問題点なども何も把握していない?

そんなわけが無いですよね。

 

恐らく、言葉ではっきりとは言わないけれど、認証試験に受からなかったらどうなるのかわかっているなというプレッシャーを与え続けていたと思います。

 

以前勤めていた会社でも、上司に不利になる書類は受け取ってもらえなかったですし。

平社員が独自にやったこととして、取引先に謝罪しにいったこともあります。

そのあと、上司から言われた言葉は、おまえが犠牲になることで会社が救われるんだといわれました。

会社が救われるというか、上司(おまえ)が救われるですよね。

 

こういったことが、日本企業の体質としてあるのだと思います。

議員の秘書がやりました。とまったく同じ。

 

古くは、1980年代から不正があったとのことですから、ビックモーターと同じでそんなに簡単には変われないと思います。

 

一部、トヨタグループに入って短期開発に拍車がかかりそれが不正の原因との発言もありましたが、1980年代はトヨタグループに入る前ですので古くからの企業体質と思われます。

 

もし、トヨタグループに入って、短期開発で不正が発生するなら、

日野、ダイハツと続き、次はスバルなのかな?