インデックス口座における投資成績が+22%
年平均5%とかいわれるインデックスで、この成績はできすぎているのではと思います。
でもよくよく考えてみると、日本の円安などによる食料品のインフレってすさまじい感じがします。
コロナ前は10本いりチョコバーが100円だったのに今は税込み150円です。
率にして50%、軒並み低価格の商品の値上げが著しい。
ポテチなんて高級スナックで全然食べてないです。
貧乏人としては低価格食料品の値上げが一番きついです。
私は投資をすることで、なんとか生活費を維持できているのですが、+22%も素直に喜ぶことができません。
実は+22%でもインフレ率を引くと実質的な価値はほぼ上がっていないんじゃないかと思ったりします。
当然、インフレにほぼ連動しない年金生活者を直撃しますから、日本人3分の1を占める年金生活者はかなり苦しくなっているはずです。
今後、賃金上昇とともに年金も引き上げられればいいのですが、実際には増税により手残りは上がらないと予想します。
円安は一部の輸出企業が潤うので政府主導で金融緩和を実施してきましたが、賃金上昇もインフレに比べてゆるやかですし、結局一般労働者や年金生活者の負担を増やしているだけかと思います。
アベノミクス以降も法人税を下げて、消費増税を推進してきましたが、国民負担率が50%を超えてくる現状としては限界に近いけど、消費税を20%に上げるなんて案もあるくらいなので、まだまだ地獄の入り口な気もします。
消費増税のほかには、法人税増税、内部保留税など出来ることはあるけれど、恐らくやらないでしょうから、インフレが落ち着くまで時間稼ぎをして何もしないという可能性が高いかもしれません。
24年度は世界的にインフレが落ち着いて、経済が正常化する見込みですが、そのまえに一波乱あるのではないかと思います。
円高、株安が来れば、絶好のチャンス。
新NISAも始まりますし、積極的に投資をすすめていきます。
まぁ、予想したところで、何が起きるのかはわからないです。
インデックスは売らずに、追加していこう。
そう思う23年末でした。