食品バイトの黒歴史

学生の頃になるのですが、とある大きな魚屋スーパーでアルバイトをしていたころの話です。

かなり前の話になるので時効だと思いますが、かなり良くないことをしていました。

 

告白

 

自宅からはかなり離れたところにあった魚屋スーパーは結構大きな敷地で、私みたいなアルバイトを入れて約20人くらいの従業員で売り場を支えていました。

 

遠くからお客さんがたくさん来て、売り場はかなりの脚光。ちかくに大きな魚屋さんがないので、もの珍しさからなにかしら買って帰っていました。

 

今のスーパーのように会計をまとめてではなくて、売り場単位で会計をするようないわば小さなアメ横?みないな感じでしたね。

 

オープン後すぐにアルバイトに入っていたのですが、最初は陳列と接客だけで一日が終わる日がほとんどでした。

暫く、アルバイトを続けていると開店前に従業員の方からラッピングを頼まれました。

魚を容器に合わせてラッピングする工程ですね。

 

言われたとおりにラッキングをしていったのですが、どうも魚の色がおかしいのです。

いつもはピンク色の赤身だったはずなのに、赤黒く焼けたような色合いなんです。

ラッピングした後に、価格と日付もいれていきます。

 

おかしいなと思って、店のおくをのぞいてみると、売れ残り品を出してこちらに回しているではありませんか。

 

そう、再ラッピングして日付を新しくしていたのです。

売れ残りが出たものは、日付を偽装して再販売。

 

テレビとかでやっている事件をしていました。従業員はアルバイトも巻き込んでやっているんです。

 

絶対にここでは買いたくないなと思って、やはりこのバイトはよくないから辞めました。

やっぱりおかしいですよね。

 

バイトをやめて数年後、このお店はつぶれましたので黒歴史は証拠隠滅できたけれど、普通のお店でも同じことをしているのではないかと不安になります。

 

聞いた話によるとお菓子系のチェーン店でも返品のあんこを回収して、再加熱して和菓子として出品しているらしいです。

今でも営業を続けているそのチェーン店。私は食べなくなりました。

 

多分、ファミレスのハンバーグなんかもどこの肉だかわからないものじゃないかなと思うのです。

私たちは期限切れやら内臓やら消毒薬やらで知らない間に体に悪いものを食べている。

吉〇屋の肉だって、もとは廃棄処分する肉がもったいないからだったはず。

 

激安な食品もいいけれど、本当に害がないのか心配になりますね。

 

ともあれ、もう時効ですが、偽装に関与していたことに懺悔します。