NTTドコモは、2021年11月30日をもって携帯電話向けインターネット接続サービス「iモード」の公式サイトを終了すると発表しました。
未だ、iモードがあったとは思わなかったよ。
1999年にサービスを開始したiモードは、2006年には加入者数が4568万人に達し、世界最大規模のサービスだったんですよ。
まさに世界最先端だった。
だけど、ガラパゴス携帯が世界進出することはできずに、スマホに代わってしまいましたね。
これってどこかで見たような気がしていたのです。
NECのPC98シリーズを思い出しました。
NECは日本のPC市場を寡占していたんですよね。
でも、ウィンドウズ95のDOSVの世界標準PCが出てきたらNECは段々と売れなくなってしまいました。
日本の市場を独占しても世界標準にはならずに、駆逐されてしまったんです。
そして今、スマホに代わったとたんに、日本の携帯産業は終わりを告げました。
いやスマホのおかげで、日本の電機産業はガタ落ちですよ。
まず、デジカメが要らない。ミュージックプレーヤーも要らない。ビデオカメラも要らない。パソコンの代わりにもなりますし。
日本が強かった産業がスマホ一つで崩れ去ってしまいました。
技術革新一つで、産業が無くなってしまうんです。次は日本の主力産業 自動車じゃないかなと思っています。
これが、崩れると日本もいよいよ売るものがなくなりそうで怖いです。
すでに、貿易は赤字になっていますから財政赤字と双子の赤字なんですよね。
経常黒字だから大丈夫だろうという意見もありますが、10年前は貿易黒字があたりまえだったんです。
10年後にトリプル赤字になっていたらと考えると怖いです。
その時の物価や税率がすごいことになりそう。セミリタイヤ者が何言ってもしかたないですが、そうならない事を祈ります。