早期リタイア「FIRE」族の破綻が急増するワケ

＝榊原正幸

５０００千万くらいでは、年間４００万円くらいの慎ましいが待っているので悲惨だと。

８０歳くらいなら１億円あれば問題ない。

著者はどういう生活しているんだろう。

どこかの大学の教授らしいので、毎年１０００万円位の生活でも満足できないタイプなのかもしれません。

サラリーマンの平均年収は４００万円台なんですが、まじめにフルタイムで働いてその程度なのを分かっていないと思います。

５０００万円貯めこむまでの生活費は年間４００万円だったかも知れませんし、ＦＩＲＥ生活はひとそれぞれ。社会貢献するのも趣味をするのも自由になる時間があってのことですから。

フルタイムで自由な時間が無い生活よりもＦＩＲＥで思い通りに生きる事ができるのはとても魅力的なことだと思います。

たとえ、貧乏生活になったとしても働く苦痛と比較してどちらが良いのか選べるとしたら、働かない選択ができる環境は恵まれている時代に生きているのだなと思います。

ただ、社会の多くがＦＩＲＥする世界になったら食べ物もインフラも誰が維持できるかという問題はありますね。

そういった意味でも、ＦＩＲＥは少数派でなくては世の中が成り立たないはずです。

日本では収入が少なくなっていますが、節約して投資をすればＦＩＲＥできる環境にあるというのは幸せなことだと感じています。

私も氷河期世代ではありますが、まだ恵まれた時代に生きたおかげでＦＩＲＥすることができました。

もちろん、５億円もありませんが、年間２００万円のつつましい生活で生涯をまっとうできるくらいにはなったことは幸せです。

あと残り何年生きられるかはわかりませんが、苦痛から解放され慎ましく生きていこうと思います。