どんどん出てくる、レバレッジ型ファンド。

日興アセットがグローバル2倍株ファンドというのをリリースしました。

 

ナスダックでもなくS&P500でもなく、世界中の株を網羅というから全世界株型のレバレッジかなと思います。

 

長期的に保有ができるととありますが、ちょっと疑問。

先物を使うので、為替リスクを軽減されるとありますね。

 

でも、逆を言うと円安になってもメリットはないということでもあります。

全世界株を買うのは、株価分散と通貨分散が同時にできるからいいのだと思います。

 

このファンドのように、資産が円一択だと、今後円安に傾いた時には一切リターンになりません。

円資産しかないというのは、かなり危険だと思います。

それは長期的に、円高から円安に変化してきていると感じるから。

 

リーマンショック以降は、株高が常に右肩上がりでしたから理論上は有利な商品だと思います。

でも、株価が50%減になれば2倍レバレッジ型は25%に減ってしまいます。

 

大切な資産が4分の1になって平常心でいられるでしょうか?

私は無理ですね。

 

このような長期的な視点を欠いた商品が数多くリリースされるのは今がレバレッジのピークだからだと思うのです。

 

下落局面の時は、サブプライムのように叩き売られる未来が見えてきます。

備えましょう。

そのレバレッジ、危険です。