会見が語る日本の慣習。

ジャニーズがNG指名リストをもとに、会見を開いていたというのが問題になっています。

 

でも、普通の会社でも実行されているのではないかなと思います。

 

以前勤めていた会社は普通ではないのでしょうけれど、会議は始まる前に終わっている状態でした。

 

会議始まるまえに、議題と結論を根回ししているので、結果は決まっているといったほうが早いでしょう。

 

なので、会議を始める前の事前根回しが会議の2倍、3倍時間がかかるのでした。

場合によっては説得する必要もありで、資料をつくったり何だりと。

 

おそらくですが、日本の中枢、官僚も同じことをしているのだと思います。

議会で決まることはすべて根回し済み。

 

議会は、反対意見までもがパフォーマンスとして事前準備されているのかもしれないです。

シナリオライター通りに、ろくに議論されずに決定されていく。

そのシナリオが日本のためにつくられたものであればいいけれど、特定の団体が得をするような忖度議題をね。

 

駄目だとわかっていても、すすんでしまう大阪万博のように。

誰も止めない、止められない。

 

考えたくはないですが、日本中がジャニーズ組織と同じように沈没していくんじゃないかと危機感すら覚えます。

 

BBCから暴露され世界中から注目されている人権問題ですが、結局日本人自らは何も変えられない慣習が衰退を引き起している。

 

そういう自分も何も変えられない無気力さも原因の一つだと思います。