担当者が希望退職で決算延期なレオパレス、大丈夫?

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レオパレスは業績悪化のために希望退職1000人を募集していました。

8月31日に希望者1067人全員が退職。

その中に、決算業務にかかわっている従業員がいたため第一四半期の決算発表を延期するようです。

希望退職募集は、6月だったのですでに2か月以上たっています。

該当の従業員が辞める事は分かっていたはずですから、決算延期する理由は他にあるのではないかと思います。

大幅な赤字なんでしょうね。

赤字を決算業務で知ってしまったから、決算担当も辞めてしまったのではないでしょうか?

たとえ、助け船が見当たらない(就職先が無い)としても沈みかけた船からは脱出したいと思いますよ。

自己資本比率が0.7%ですから、もうすでに倒産レベルです。

業種によって違いがありますが一般的に自己資本比率が10%切っていたら、かなり危険な領域です。

次の決算で、会社更生法を申請して認められればいいのですが再生案がとおらなければ破綻でしょう。

どこか支援してくれる企業があればいいのですが、不正のイメージが強すぎて難しいでしょうね。

そういえば、旧村上ファンド一派がレオパレスに増資提案したという報道がありましたが、その後どうなったのか聞きません。

レノ(旧村上ファンド)は、株式保有比率は0.2%と低いままのようです。

このまま債務超過になる可能性がかなり高いと思います。

レオパレスオーナーの方は、家賃保証がどうなるのか。大変な試練が待ち受けているので体だけは気をつけてもらいたいと思います。

自己破産でもなんでも生き延びる事を選んでほしい。そう願っています。