リーマンショック時に4桁万円の損をしました。

今から12年ほど前のリーマンショック時にFXでドル円を100万ドル以上買っていました。

2007年5月にドル円は124円をつけてから、2008年12月には90円を割ってきています。

当時は、現在のような量的緩和政策はありませんでした。

円高に対しては、ドル買い介入が一般的に行われていました。

ドルを買って円を売る事で、円高を抑える効果があります。

しかし2008年頃は、巨額の貿易黒字を出していた日本はドル買い介入の批判を受けて、ドル買い介入も何もできませんでした。

1年ちょっとで、124円から90円まで実質35円以上の値動きにFX口座資金はロスカット

素人の私は、損切もできずに口座資金が0になっていくのを呆然と見ているだけになりました。

夜も眠れず、仕事もやる気も起きず、どうしたらいいのか全くわかりません。

全財産2000万円を超える損失に、自殺を考えたほどです。

ただ、毎日会社に行って仕事をしていると、その間だけは忘れられます。もう仕事をするほかなかったのです。

ですが、2009年3月頃になってくると株価も経済もさらに落ち込んで、会社での仕事が無くなりました。

自宅待機です。 自宅にいると損失を出した後悔で落ち着きません。

一体、何年分の収入を失ったこどだろうと考えてしまいました。

そこで、もうレバレッジを掛け過ぎた取引は辞めようと思ったのです。

レバレッジ5倍でも35円も落ちると口座資金は0になってしまいます。

損切が上手くできるようにならない限りは、レバレッジは控えた方が無難です。

上手くいけば、利益も大きいですが、損失も大きい。というか損切ができない時点で残高0になる可能性が大きいです。

レバレッジの怖さが分かったのがリーマンショックでした。

それから、取引サイズは最小単位から始める事にしました。

株なら、100株から。FXでも0.1枚から。

それからは、大勝はしませんが大負けもしなくなりました。

今は、最小単位でFXで遊びながら、積立投資という長期投資をしながら下落時にETFを買っていく戦略で変更しています。

原油先物のマイナスなんてありえないと思っていましたが、実際に起きました。 レバレッジ掛けた取引は非常に危険です。

ここが底だとおもっても、レバレッジ取引は、最低単位で遊ぶ位がちょうどいいと思います。