勤続20年で退職一時金200万円の現実

今日で、出社もおわりました。あとは、12月中は有給を使い切って退社の予定です。

今日?飲み会も何もありませんよ。今まで、断っていたから当然ですね。

私は、お酒もほとんど飲めないし、たばこの煙も苦手なので、飲み会って苦手なんですよね。

入社した当時は、それほど苦痛ではなかったのですが、数年前から苦手になりました。

苦手な上司がいるというのも大きいと思います。

会社にいる以上は、我慢しないといけませんが、辞めてしまえば関係無くなります。

恐らく、会社で仲の良かった数人以外は、永遠に会うことはないのだろうとおもうと、ほっとしている気持ちが大きいです。

夢にも上司が出てきてうなされる日もある位でしたから、辞めたことは精神的には良いです。

 

 

しかし、退職一時金がたったの200万円しか出ないことに、驚きました。

私が勤めている会社は、業界で下から数えた方が早い中小企業だから、その程度だったのかもしれません。

なにせ、今年はベアが0円ですから、業績もかなり悪かったのだと思います。

入社当時にはあった皆勤手当やら、住宅手当が無くなって福利厚生がどんどん悪くなっていきました。

「こんな業績なのに、退職金出してあげるんだから、ありがたく思え!」そんな総務の人達の声が聞こえてきそうです。

早期退職制度も無く、中高齢社員がかってに辞めていくのは、会社にとってありがたいのでしょう。

引き留める事も無く、あっさり辞められます。まぁ私が有能な人間でないのだから、当然かもしれませんが。

「いやいや、無能だから会社を辞めて大変だろうから、加算金をあげよう・・。」なんて温情のある会社では無いですね。

 

味の素も業績が良いうちに高齢社員をリストラするとか。日本には社員に対する、温情のようなものは無くなりましたね。

終身雇用が前提で入社して、サービス残業当たり前の時代。終身雇用があったから会社の為に働いてきた方は多いと思います。

今は、会社のためではなく、自分の能力や給与の為に働き、転職が当たり前の時代なのかもしれません。

最近は、非正規同様に正社員も簡単にリストラされるようになってきました。非正規と正社員の法律も施行されようとしています。

正規雇用と正社員を同等に扱うということは、非正規雇用の待遇改善より正社員の人件費削減に利用されると思います。

退職金も非正規と同じであれば、これから減額されそうですね。